駒沢は、世田谷区の中に存在する地域です。世田谷と言えば、世間一般的に金持ちが住む場所と思われがち。
確かに、皆さんの思うように、最近では高級マンションが立ち並んでいます。

住みたい街としてもランキングが上がっている駒沢ですが、高級住宅地があるいっぽうで突然街のど真ん中に畑と無人野菜販売所があるなど、高級住宅地とは思えない光景もみられるので、なんだか安心できます。
高級感と生活感が漂う駒沢について、もっとよく知ってもらうため、記事にまとめてみました。

特徴

世田谷区駒沢は、東京都の南西部に位置します。昭和7年に当時の東京市へ区域拡張がされ、世田谷町、駒沢町、玉川村、松沢村、2町2村が合併して誕生しました。
東京23区の中では、比較的都心から遠い場所に立地しています。都心まで距離は直線で15kmで、住宅街として定番のエリアです。

また、下北沢や三軒茶屋などオシャレなエリアに隣接しており、駅のそばには西友や100円ショップ、しまむらもあるので買物に困りません。

治安

警視庁の2015年の犯罪統計によると、東京都全体の犯罪発生率は109,740件です。
犯罪件数の半数以上は千代田区で発生しています。
東京23区での中でも、世田谷区は住んでいる人が一番多いので、犯罪人認知件数だけでみる東京23区での犯罪率はトップ。

しかし、土地の面積も広く、居住している人が多ければ犯罪件数が増えるのは当たり前です。警視庁の統計をもとに、犯罪認知件数を全23区の犯罪認知件数と各区で発生している総合ランキングを計算すると、世田谷は23区の中でも犯罪発生率は少なく、治安の良さは第6位となっています。

駒澤大学キャンパスの存在

駒沢には有名人を多数輩出している大学・駒澤大学のキャンパスがあります。駒澤大学は、130年の歴史をもつ私立大学で、「日東駒専」の一大学として有名な大学でもあります。

駒澤大学出身の主な有名人

• 桐谷 健太（きりたに けんた）
• 中山 優馬（なかやま ゆうま）
• 羽場 裕一（はば ゆういち）
• 三森 すずこ（みもり すずこ）
• 久保田 利伸（くぼた としのぶ）
• 清水 聡（しみず さとし）

駒澤大学には仏教学部、文学部、経済学部、法学部、経営学部、医療圏工学部、グローバルメディア・スタディーズ学部が設置されていて、ひとつのキャンパスで複数の学部、学科の垣根を越えて幅広く学べる特徴を持っています。
また、総合大学の強みを活かし、学問だけではなく就職活動においても徹底したサポートをすることで、企業への就職率も高いことが挙げられます。

他にも、総合的学問を学ぶために地方各地から学生が集うため、学校側では大学専用の学生寮を設けることで、学生がより勉学に集中できるような環境つくりも徹底しているのです。
併せて、学生専用物件情報だけを集めたサイトもあるので、こうしたところを活用して物件を探すことで、より大学生活が充実する生活環境が出来上がるでしょう。

世田谷区に一人暮らしをしようとすると、家賃だけでも高くなりがちですし、負担がかかる一方で、学生寮ならば賃料が安めな上に食事付きや家具家電付きという、まさに至れり尽くせりの環境でもあります。
学生の本分でもある勉学に励むため、こうした生活環境を重視することは大切です。

歴史ある伝統をまもりつつ、新しい考え方を取り入れて日々進化している。それが駒沢大学なのです。